たちばな庵
二次創作メインのブログです。 男女CPオンリー。 ご注意ください。
平和的日常
- 2012/12/30 (Sun)
- コナン(平×和) |
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昼休み。
平次と和葉はそれぞれの友人と食後のひと時を過ごしていた。
と、不意に和葉がスカートのポケットに手を当てた。
「……っと、ちょっとごめん」
「何、メール?」
「うん……平次ー?」
携帯を開いてメールを確認した和葉は、ぐるりと首をめぐらせた。
呼ばれて平次も和葉を見る。
「何や?」
「アンタ、今日は部活、何時に終わる?」
「あー? ミーティングだけや言うてたから、遅ても1時間くらいちゃうか?」
「えー、そうなん? 今日に限ってぇ」
不満そうに言って、頬を膨らませる和葉。
「何か用事か?」
「さっきおばちゃんからメール来てな。おばちゃん、急に出かけることになったらしくて、買い物頼まれてん。やけど、お味噌やら牛乳やら重いもんあるから、平次に付き合ってもらお、思たのに」
「何や、お前は遅いんか?」
「今日は、合気道の先生が来はる日やねん。2時間以上しごかれるのは目に見えとるわ」
「ほんなら、俺が代わりに買い物してきたるわ。牛乳と味噌と……あと何や?」
「んー、平次、今日何食べたい?」
「せやなー。うーん、酢豚はどないや?」
「……またそんなめんどくさいもんを……。まあええわ。確か、まだ竹の子残ってるはずやし。ほな、豚肉と……パプリカ……赤と黄色、1個ずつな」
言いながら、和葉はメモを取っていく。
その他にもぶつぶつ言いながらいくつか食材を書き、和葉は平次にメモを渡した。
「おい和葉、パプリカ2個も買うのに、ピーマン1袋て何や? 酢豚がピーマンだらけになるわ」
「そのピーマンは違うよ。こないだのハンバーグの時に残ったひき肉、いい加減使わなアカンと思て。量が半端やし、ピーマンの肉詰めにするわ」
「明日の弁当は肉詰めか」
「そーゆーこと。ほな、頼むわ。お味噌はちゃんと、いつものおっちゃんのとこで買うてよ」
――何で今ので「弁当のおかず」ってわかるねん!
――ちゅうか……服部の弁当も遠山が作ってたんや……。
――服部家の台所事情がこんだけわかるっちゅーのもすごいと思うぞ。
――そもそも、服部のオカンは何で息子やのうて遠山に買い物頼むんや?
クラスメイトはひそひそとツッコむが、当の2人には届いてないのであった。
平次と和葉はそれぞれの友人と食後のひと時を過ごしていた。
と、不意に和葉がスカートのポケットに手を当てた。
「……っと、ちょっとごめん」
「何、メール?」
「うん……平次ー?」
携帯を開いてメールを確認した和葉は、ぐるりと首をめぐらせた。
呼ばれて平次も和葉を見る。
「何や?」
「アンタ、今日は部活、何時に終わる?」
「あー? ミーティングだけや言うてたから、遅ても1時間くらいちゃうか?」
「えー、そうなん? 今日に限ってぇ」
不満そうに言って、頬を膨らませる和葉。
「何か用事か?」
「さっきおばちゃんからメール来てな。おばちゃん、急に出かけることになったらしくて、買い物頼まれてん。やけど、お味噌やら牛乳やら重いもんあるから、平次に付き合ってもらお、思たのに」
「何や、お前は遅いんか?」
「今日は、合気道の先生が来はる日やねん。2時間以上しごかれるのは目に見えとるわ」
「ほんなら、俺が代わりに買い物してきたるわ。牛乳と味噌と……あと何や?」
「んー、平次、今日何食べたい?」
「せやなー。うーん、酢豚はどないや?」
「……またそんなめんどくさいもんを……。まあええわ。確か、まだ竹の子残ってるはずやし。ほな、豚肉と……パプリカ……赤と黄色、1個ずつな」
言いながら、和葉はメモを取っていく。
その他にもぶつぶつ言いながらいくつか食材を書き、和葉は平次にメモを渡した。
「おい和葉、パプリカ2個も買うのに、ピーマン1袋て何や? 酢豚がピーマンだらけになるわ」
「そのピーマンは違うよ。こないだのハンバーグの時に残ったひき肉、いい加減使わなアカンと思て。量が半端やし、ピーマンの肉詰めにするわ」
「明日の弁当は肉詰めか」
「そーゆーこと。ほな、頼むわ。お味噌はちゃんと、いつものおっちゃんのとこで買うてよ」
――何で今ので「弁当のおかず」ってわかるねん!
――ちゅうか……服部の弁当も遠山が作ってたんや……。
――服部家の台所事情がこんだけわかるっちゅーのもすごいと思うぞ。
――そもそも、服部のオカンは何で息子やのうて遠山に買い物頼むんや?
クラスメイトはひそひそとツッコむが、当の2人には届いてないのであった。
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