たちばな庵
二次創作メインのブログです。 男女CPオンリー。 ご注意ください。
あなただけ見つめてる
糖度高め、しかもオリキャラ出ます。
ビル掃除のバイトを終えて通用口を出たところで、バイト仲間の南くんと会った。
「お疲れ様ー」
「おう、梶も今あがりか。――そういや、今日の拾得物でピアスが届けられてたぞ。お前のじゃねえの?」
「違うよ。あたし、穴開けてないし」
「そうなの? あ、ほんとだ」
「ちょっとっ」
急に耳を掴まれて、私は一瞬ビクッとなる。
「へー、意外。つうか、何、お前、もしかして耳弱いの?」
「そんなんじゃないし。いい加減に離してよっ」
ぱしっと手を払いのけると、南くんがふっと真面目な顔で見つめてきた。
「オーナーがいつも言ってることって本当?」
「え?」
「男に貢いでるって――」
「は? あんなの冗談に決まって……」
「ブンちゃーっ」
――ばふっ。
声が聞こえて、そちらを向くと同時に身体に軽い衝撃。
鉄兵が、走ってきたそのまま私に抱きついたのだ。
「おむかえに来たよー」
「わ、ありがとー」
その後ろから、先生がゆっくりと近づいてくる。
「お疲れ様。――こちらは? お友達?」
「あ、うん。バイト仲間の南くん」
「それはそれは。いつも文乃がお世話になってます」
「ちょ……っ、呼び捨て!?」
いつもと違う呼び方に焦る。
それに、「いつもお世話になってます」なんて、いかにも「夫婦」っぽくて恥ずかしい~っ!
「ん? ダメだった?」
「だ、ダメじゃないけど」
先生は少し笑って、赤くなった私の顔をひと撫でした。
「さ、帰ろう? 今日の夕食は鉄兵くんと作ったカレーだよ」
「うん、ぼくもおてつだいしたんだよ!」
「へーっ、鉄兵すごいじゃん!
――じゃあ、南くん、お疲れ様。またね」
「おっ、おお。またな」
少しぼーっとしていた風の南くんに手を振って、鉄兵を真ん中に3人手をつないで家路に着いた。
鉄兵を寝かしつけて、水でも飲もうと台所に向かおうとして――急に腕を強く引かれた。
「び……っくりしたぁ~。……んんっ」
腕を引いたのはもちろん先生で。
先生は私を壁に押し付けて、唇を合わせてきた。
先生とのキスはとっても気持ちが良くて、幸せな気持ちになる。
先生にも同じ気持ちになって欲しくて、頑張って差し入れられた舌に応える。
絡めたり、下唇を舐めてみたり軽く噛んだり。
――いつも先生にされてる真似だけど、ちゃんとできてるかな。
荒くなった息を整えながら恐る恐るうっすら目をあけてみると、メガネのない先生の顔と目が合った。
どきっとする間もなく、布団の上に押し倒される。
「きゃっ」
「全く、どこで覚えてきたんだか。……あの男で練習した?」
「何言って……。――っ!」
上に圧し掛かった先生に手首と顎を強くつかまれて、私は顔をしかめた。
「あ……っ、や、先生……っ。――いたっ!」
先生は私の顔を横に向けて、耳を舐めあげた。
と思ったら、がぶっと噛まれた。
「先生、痛いよ!」
「他に触られたところは?」
――!
先生、見てたんだ……!
「僕以外の男の手に感じるなんて。最近、ちょっと攻め方が甘かったかな?」
「な……! 違っ、あれはいきなり触られたからびっくりしただけで!」
「――僕しか見えないようにしてあげる」
「そんなのとっくに……ひゃあっ」
――明日は何で日曜日なんだろう?
「何考えてるの? ――まだそんな余裕あるんだ?」
「違うって……あんっ」
ダメだ、こうなったら何を言っても聞いてもらえない。
諦めて先生の首に手を回すと、先生は満足そうな顔で私のパジャマに手をかけた。
□お知らせ□
この後をR18部屋に追記しました。
R18部屋はコチラ → http://tatibanaanr18room.blog95.fc2.com/ (パス:over18)
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「お疲れ様ー」
「おう、梶も今あがりか。――そういや、今日の拾得物でピアスが届けられてたぞ。お前のじゃねえの?」
「違うよ。あたし、穴開けてないし」
「そうなの? あ、ほんとだ」
「ちょっとっ」
急に耳を掴まれて、私は一瞬ビクッとなる。
「へー、意外。つうか、何、お前、もしかして耳弱いの?」
「そんなんじゃないし。いい加減に離してよっ」
ぱしっと手を払いのけると、南くんがふっと真面目な顔で見つめてきた。
「オーナーがいつも言ってることって本当?」
「え?」
「男に貢いでるって――」
「は? あんなの冗談に決まって……」
「ブンちゃーっ」
――ばふっ。
声が聞こえて、そちらを向くと同時に身体に軽い衝撃。
鉄兵が、走ってきたそのまま私に抱きついたのだ。
「おむかえに来たよー」
「わ、ありがとー」
その後ろから、先生がゆっくりと近づいてくる。
「お疲れ様。――こちらは? お友達?」
「あ、うん。バイト仲間の南くん」
「それはそれは。いつも文乃がお世話になってます」
「ちょ……っ、呼び捨て!?」
いつもと違う呼び方に焦る。
それに、「いつもお世話になってます」なんて、いかにも「夫婦」っぽくて恥ずかしい~っ!
「ん? ダメだった?」
「だ、ダメじゃないけど」
先生は少し笑って、赤くなった私の顔をひと撫でした。
「さ、帰ろう? 今日の夕食は鉄兵くんと作ったカレーだよ」
「うん、ぼくもおてつだいしたんだよ!」
「へーっ、鉄兵すごいじゃん!
――じゃあ、南くん、お疲れ様。またね」
「おっ、おお。またな」
少しぼーっとしていた風の南くんに手を振って、鉄兵を真ん中に3人手をつないで家路に着いた。
鉄兵を寝かしつけて、水でも飲もうと台所に向かおうとして――急に腕を強く引かれた。
「び……っくりしたぁ~。……んんっ」
腕を引いたのはもちろん先生で。
先生は私を壁に押し付けて、唇を合わせてきた。
先生とのキスはとっても気持ちが良くて、幸せな気持ちになる。
先生にも同じ気持ちになって欲しくて、頑張って差し入れられた舌に応える。
絡めたり、下唇を舐めてみたり軽く噛んだり。
――いつも先生にされてる真似だけど、ちゃんとできてるかな。
荒くなった息を整えながら恐る恐るうっすら目をあけてみると、メガネのない先生の顔と目が合った。
どきっとする間もなく、布団の上に押し倒される。
「きゃっ」
「全く、どこで覚えてきたんだか。……あの男で練習した?」
「何言って……。――っ!」
上に圧し掛かった先生に手首と顎を強くつかまれて、私は顔をしかめた。
「あ……っ、や、先生……っ。――いたっ!」
先生は私の顔を横に向けて、耳を舐めあげた。
と思ったら、がぶっと噛まれた。
「先生、痛いよ!」
「他に触られたところは?」
――!
先生、見てたんだ……!
「僕以外の男の手に感じるなんて。最近、ちょっと攻め方が甘かったかな?」
「な……! 違っ、あれはいきなり触られたからびっくりしただけで!」
「――僕しか見えないようにしてあげる」
「そんなのとっくに……ひゃあっ」
――明日は何で日曜日なんだろう?
「何考えてるの? ――まだそんな余裕あるんだ?」
「違うって……あんっ」
ダメだ、こうなったら何を言っても聞いてもらえない。
諦めて先生の首に手を回すと、先生は満足そうな顔で私のパジャマに手をかけた。
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